2022-12-23の記事より

わたしがその龍とはじめて会ったのは、自宅のベッドの中でした。

午前二時ごろだったと思いますが、突然、目が覚めます。

起きるという感覚ではなく、突然、目が開く感じです。

近視のわたしは就寝時にメガネを外しますから、当然、目を開けてもぼやけて見えません。
ですが、この時は違いました。
スッキリ綺麗に部屋や天井が見えます。おまけに、ホログラムちっくな白い龍が天井近くを遊弋(ゆうよく)しています。

大きなニシキヘビを二回りほどサイズアップした「龍?」
「なんだ・・・これは?」そういう感想をつぶやいた気がします。
天井のクロスの柄が鮮明に見えるのですから、裸眼視力がおそろしく回復しているはず。
ゆっくりしかも優雅に泳ぐ龍の姿にいつの間にか見惚れていました。
どれぐらい時間がたったでしょうか、
急に視界がぼやけて龍の姿が見えなくなりました。
それと同時に、わたしの裸眼視力もいつもの通り、ド近眼に逆戻りです。
それからは何事も無かったように寝てしまいましたが、恐いという気持ちは不思議とわかなかったように思います。



