神様と伊勢旅行2

八十九です

さてさて、伊勢まで近鉄特急でゆっくりと・・・と思っていたら

お世話になっている神社の前を通りすぎようとした時に

『ああー、わしも連れて行ってくれ』という圧縮通信が入ったのですが。

近鉄特急に乗り込んで神様の気配を感じとってから・・・「会話してくださいますか?」とお願いすると『ええで』とおっしゃったので少し質問してみました。

「何しに伊勢に行くのですか?」

『昔、下宮で修行をしておっての、その時の友が伊勢に戻っておる』

「だから伊勢に会いに行くのですね?」

『うん、呼ばれて行くのは一瞬じゃが、己の都合で社から離れる時には人に乗って運んでもらうしかないでな』

「へー!!でも神様が居なくなった社はどうなるのですか?」

『わずかの時間じゃから、摂社・末社の神にお願いして来たよ』

「納得です」