生霊を飛ばす人は・・・正義の人?

八十九です

生き霊を飛ばさない人はいないかもしれません。いいや、ひょっとしたら存在するのかもしれませんが・・・まあ、いないでしょう。

ただ、個人差はあるようです。

人を憎んだり嫉妬したりすると、その人に執着して生霊を飛ばしますが、親が我が子を心配したりしても生霊は飛んでゆきます。

え?憎んだり・・・心配しても飛ぶの?と、思いますよね。

そうなんです。飛びます。飛びまくります。

それはなぜか?はっきりしています!どちらも「執着」だからです。感情としては別物ですがエネルギーの種類としては全く同じです『ど執着』なんです。

そして「大きな」・「強い」・「粘着力」のある生き霊を飛ばす人のタイプは、当然のことながら長年にわたって執着を持続的に念じることができる「人」ということになりますね。

こういう人のことを、乱暴ですが一言で言い表すと「正義の人」ということになります。

1、自分は誰にも迷惑をかけていない。

2、自分は他者に良くしてやっている。

3、自分は良く頑張っている。だから他者から良くしてもらえて当たり前だ。

4、こいつは間違っている。だから他者にも、こいつの悪行を共有しなければならない。

5、こいつは間違っている。だから罰を与えなければならない。

6、こいつは劣っているから、だから自分が面倒を見てやらなければならない。

このように「生き霊を飛ばす」=「人の業」ということが言えますね。

ですから、このような「人」の状態を表現すると「感謝の無い人」ということにもなると思います。

そして!感謝の無い人の心中が「執着」に占領されると1〜6やその類の感情で溢れかえって一杯になり生霊が飛んでゆきます。また、このように感謝がなく執着に支えられた精神は「俺は間違っていない。あいつが悪い」「私は間違っていない。あの人を正しい方向に導かなければならない」と純真に思考を続けるので「何度も何度も祓った」とて「また、やってくる」という具合になるのです。

怖いのは「正義の人」なのです。