大乗的クンダリニーを目指す
大乗的クンダリニーを目指す”
前回は気操術の第一過程である、負のエネルギー(生霊・死霊・精霊等)の排除についてでした。
今回は、軍荼利明王気操術の第二過程である”気操掌”のお話しです。
軍荼利明王の気操術は、気操掌という上昇する二重螺旋のお力を操る術です。
下記図はイメージです。

気操術は小乗・密教的な修法やヨーガではなく”幹気道”上のチャクラを二重螺旋の力で回転させ”枝気道”の隅々にまで二重螺旋の力を浸透させるものです。
この”幹気道”と”枝気道”を合わせたものが虹亀脈となります。
”虹亀脈”は、昔から東洋医学で重視されてきた経絡と重なるところが多いと思われます。
うーん、なるほどねー、とどのつまりどのようなエネルギーを行使するかの違いはあったとしても、人体にとっての大切な場所は変わらないということなんですね。
ではまず、
気操術においては、両手・両足の”枝気道”の開花を行います。
手のひらや足に”気”(二重螺旋)を送り込み、次に一本一本の指の中で気を往復させます。
そして指と手足の波動感覚を高め、後の施術で「気」が流れやすい環境を整えます。

しばらくこの作業を続けたら、手指や足の一部に「ピリピリ」「チリチリ」「じんじん」「モア」っと言った変化が起こります。
枝気道の開花が済んだら、次は「虹亀脈」の中の幹気道です。
亀の体の中芯である第1~第5の華車(チャクラ)と両腕と大腿の付け根にある風車(チャクラ)を旋回させます。

この経路を「幹気道」と呼びますが、華車や風車は一日で全てが旋回することはなく、はじめは尾骶骨あたりに存在する第一華車(第一チャクラ)と幹気道風車(四つ)を繋げて回します。

この経路の五つの旋回(車)は、そのうちに亀の胴体の周囲を旋回する大きな流れになってゆきます。
この経路の五つの旋回(車)は、そのうちに亀の胴体の周囲を旋回する大きな流れになってゆきます。

一つだった大きな円の流れは、やがて進化の過程で幹気道を通る二つの大きな螺旋リングとなって虹亀脈を巡って心身を整え始めます。ここまでが第一ステージです。

この第一ステージから、ひとつひとつ華車を回してゆき、第五チャクラに由来する五番目の華車を回せれば、第五ステージに到達した事になります。
次のステージでは、亀の頭部と頭頂にある第六華車、第七華車を回転させてます。
最後に、両手両足の枝気道にある風車を回せば「気操」が整います。

この図は、気操術によって幹気道から軍荼利明王様の二重螺旋のエネルギーが流れ、全ての華・風車が旋回し「気操」が整った時の図となります。
軍荼利明王気操術は、あくまでもエネルギーの伝達法です。
気を流しやすくするために、負のエネルギー(負の波動)である生霊・死霊等を排除したり、あちらに上げてもらったりもしますが、宗教的なものを連想されたり、または期待されても、私は少しも対応出来ません。
私は、ある波長帯(波動)のエネルギーを見る事が出来るだけの、宗教の素人であり、霊能者でもないのです。
それどころか宗教の教義というものが、「どうにも」いいや、「とっても」苦手な者なのです。
本当に申し訳ありません。
難読・難解の連続だったと思います。
ありがとうございました。
軍荼利明王 気操術 第一期 終了です。