竜胆です。
添御縣坐神社と根聖院は以前から気になっていた神社とお寺です。
奈良県奈良市三碓(みつがらす)という地域にあります。
近鉄「富雄」駅から歩いて20分ほどでしょうか。田畑の中の小高い山(おそらく古墳だと思われます)の麓に建っています。


本殿
公式ページによると歴史は古いようで、
平安時代初期に編纂された「延喜式神名帳」という全国の神社一覧文書によりますと、この神社は、月並祭や新嘗祭(にいなめさい)に朝廷から幣帛 (へいはく=お供え物の布類)を奉られて「大社」という格式を認められた神社として記されています。従って、延喜年間(901~923AD)以前に既に存在していたことは確実です
とのことです。
御祭神は
建速須佐之男命(たけはやすさのをのみこと)
武乳速之命 (たけちはやのみこと)
櫛稲田姫之命 (くしいなだひめのみこと)
とありますが、起源は古代に遡り、若き頃の神武天皇と戦った富雄の豪族、長髄彦(ながすねひこ)をご祭神として祀ると伝えられる説もあります。

福神宮

恵比須神社

天之香具山神社

龍王神社

神社と隣り合って根聖院というお寺があります。





ご本尊は薬師如来さまです。


この辺りの地名は三碓(みつがらす)といいます。
遡ること1300年前、地域を治めていた小野福麿が、この場所で3つの窪みのある「碓」を用いて穀物を搗かせていたところ、聖武天皇がこれを見てこの地を「三碓」と名付けたと言われています。
三碓神社に隣接する根聖院の境内に置かれている三連の窪みのある石が、古代の唐臼の残欠とされており、地名の起源となったと考えられています。
年明けからなかなかハードな日々を送っていたのですが、何かスッキリさせていただいたように思いました。
感謝です。
さて帰りにはラーメン激戦区と言われるこの奈良、富雄で美味しいラーメンをいただきました。
『ジャンク屋 哲』さんのラーメン。私たちももちろんですが、うちの眷属さま方や河童ちゃんたちが大のお気に入りなんです。
