囚われの龍「左衛門」3 (アメブロ過去記事から)

竜胆です。

アメブロの過去記事を順次こちらに移しています。

よかったらどうぞご覧ください。

2023年5月の記事です。

囚われの龍 3

お嬢

左衛門が

『そうやって俺を見捨てるのか。

人間は願い事をするくせに、

こっちの要望は聞かないんや。

いいよ。行ってやる』って言ってる。

…なんか、病んでる?

八十九

今、マグに行ってもらうわ。

お嬢

あ、来た来た

マグちゃん、

『面倒なことしやがって、お前みたいな荒らしモンに付き合ってる暇ないねん』

って言うて首根っこ掴んで去って行った。

マグちゃん、楽しそう。

左衛門をどうするんやろ

マグちゃんは左衛門を近くのゴミ焼却場の煙突に鎖で縛り付けました。

左衛門は水龍なので、焼却場はキツイそうです。

話をしていると、昼間に行ったお寺の観音さまが来られました。

『やれやれ、まだ野に放つには早かったかしら。

はぁ、やれやれ。しばらくは様子を見ましょう。』

と言って去って行かれました。

河童ちゃん達が戻って来ました。

左衛門に締め出されていたらしいです。

河童ちゃん

あいつはイケズな龍ですぅ 🥲

翌朝、父の八十九が神さまにいつもの通りご挨拶したら待ちかねていたように来られて

『あれ、連れていくで』と言って秒で左衛門を連れて行かれたようです。

(こいつ、わしの事、ジジイって言うとったな)

という思念のようなものを残して行かれました 笑爆  笑

後日、左衛門の様子を見せてくださいました。

神社の空間を浄化する為、ずっと螺旋を描いて飛ぶということを繰り返していました。

大変な修行です。

数日後の左衛門は拝殿の裏に鎖で繋がれて突っ伏していたそうです。

マグちゃんによると左衛門は『愛』に飢えているそうです。

甘いかもしれませんが何だかかわいそうになりました。

今回の出来事、最初は“あちゃぽん”の時のように、『日本昔ばなし』のようなおとぎ話みたいな話やねって言ってたのですが、

結果、赤ずきんちゃんではないですが

“簡単に信用してはいけません”という教訓が込められた童話のような展開でした。

日常の生活と、たまに起こる

このような「ウソ⁈びっくり」みたいな出来事。

気持ちのバランスをとるのが難しいなと

感じましたキョロキョロ

この出来事があったのは2022年秋の終わりのことです。

左衛門のお話はまだ続きがありました。

父や母も驚く展開が待っていたのですびっくり

でもまだ私たちの中でもうまく消化できていません。

記事にさせて頂くまでもうしばらくお待ちください。

続きます。。