宮島へ行ってきました ②

竜胆です。

前回の続きです。

広島駅近くのホテルで朝食バイキングをいただいていたとき、

八十九

今日、もう一回宮島へ行こう

rindo

え?今日?

もう一回挑戦する?

八十九

うん。あとで説明するわ。

部屋に戻って「どういうこと?」と聞くと、八十九は

ゆうべ、夢を見てん。

なんか、めっちゃあかんヤツと戦ってた。武闘派の戦いではなく“念じる”系の戦いをずっとやってたみたい。で、そいつに勝つことができて。。そうすると、場面が変わって色んな存在の方々がズラッとおられて『よう、やった!』『がんばったな!』という感じで口々に祝って労ってくれている。。という夢やってん。

で、朝、ふっと

『今日、もう一回宮島へ行く、弥山に登る』っていう圧縮通信のようなものが頭で開いてん。

とのことでした。

rindo
竜胆

よしっ‼︎

じゃあ、もう一回挑戦しよう!

こういうところで、なんで?とかはないです笑

ということで、急いで広島駅に向かいました。

すると、なんと事故で電車が止まっているではないですか😂

ええ〜?どういうこと?

でも、私たちは負けませんでした笑。

帰りの新幹線の予約をずらし、何とか工夫し迂回し、宮島口へ向かいました。

時間はかかりましたが10時半くらいには宮島に到着することができました。

昨日と同様、脇目もふらず、ロープウエー乗り場まで急ぎます。

少し並んでいましたが、まあまあスムーズにロープウエーに乗ることができました。

海が美しいです。

ロープウエーを乗り継いで獅子岩駅に到着。

すぐに、弥山に向かいます。

途中、何ヶ所か美しい瀬戸内の景色を見ることができますが山道をヒーハー、ゼーハー歩いている私には景色を愛でる余裕はありましぇん。。

30分?ほど下ったり、登ったりしてようやく、到着。

弥山本堂です。

唐から帰国した弘法大師が霊地を探し求めて宮島に立ち寄った際、山の姿が須弥山(しゅみせん・古代インドにおける聖なる山)に似ていることから弥山と名付け、御堂を建て100日間の求聞持の修行を行ったところ。平清盛、足利義尚、福島正則など、雄将の信仰が厚かったといわれています。  宮島ロープウエイのwebページより

ご本尊は虚空蔵菩薩。傍に不動明王と毘沙門天を祀られています。

それぞれご真言をあげさせていただきました。

こちらが有名な霊火堂。

弘法大師が修行に使った火が1200年以上経った今も霊火堂の中で燃え続けています。広島平和記念公園の「平和の灯火」の元火にもなっているそうです。

お不動様にお参りさせて頂けたことを感謝。ありがとうございます。

次に向かったのが『三鬼堂』

弥山の守護神「三鬼大権現(さんきだいごんげん)」を祀る御堂。

三鬼大権現さまとは、大同元年(806年)に弘法大師空海さまが弥山にて修行された折、宮島弥山、またご自身の守護神としてご勧請された鬼神様です。その名の通り、三体の鬼神様からなり、それぞれ時媚鬼神(じびきじん)、追帳鬼神(ついちょうきじん)、摩羅鬼神(まらきじん)と呼ばれます。神仏習合を強く体現した鬼神様でもあり、その本来のお姿は大日如来、不動明王、虚空蔵菩薩の三体であると云われています。

あとで八十九から聞いたところによると、

こちらの三鬼大権現さまと思われる方から声がかかったそうです。

後ろに控えておる者どもはどこからきたのじゃ?

すぐに、ああ、小鬼ちゃんたちが来てるんやなとわかったので

八十九
八十九

はい。京都、八坂の牛頭天王さまの元で働いている者たちです。

おお、遠いところから来てくれたんじゃのう。

これからも面倒を見てやってくれよ。

あとで小鬼ちゃんたちは皆で号泣していました。

小鬼ちゃん
小鬼ちゃん

私たちにとっては天上人のような方です〜。

ありがたや〜涙

よかったです。

三鬼大権現さまにお参りさせて頂いたのも何かのご縁だったのかもしれません。

ここで、弥山の巻はおしまいです。

降りてきて厳島神社、大願寺へ。

次回の記事に続きます。