マグちゃん来たりて、煙突に⁈ (アメブロ過去記事から)

マグちゃんのお話しを聞いてください。

まずはマグちゃんのことをご存知でない方のために過去記事からお付き合いください。

2023年4月3日、5日の記事です。

2本分まとめていますので長い‥です💦

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

八十九です。

今回は、どこに分類されて良いのわからない高次元霊のお話しを聞いていただこうと思います。

それは休日の午後の事です。

壁の竜胆の作品が目に止まり足を止めました。


「いかんいかん」と心中穏やかではありません。




なぜなら竜胆の作品からは、以前、龍が飛び出て来たことがあったので、つい警戒したのです。

この時も作品の中に影がよぎったのでつい見てしまったのですが…遅かったようです。

「それが」作品の中で実像を結び始めていました。見えるというのは、まったくもって厄介なもの

で、見たくも無いのに見せられているのです。 

唐突で乱暴かもしれませんが、

見え方を二種類に大別させて下さい。

ひとつ目は通常営業の見え方。

これは松果体、もしくはサードアイで自らの能力を使って見ています。

私の場合はオーラ視や高次元の存在を無色透明で見る場合に、この自らの能力を使用しています。

ふたつ目は高次元の存在が、三次元の世界に次元降下をしてきた時に、肉眼で見せてもらう場合で

す。この時にはホログラム的な見え方や、ほぼ実像のような見え方をしています。

よく聞かれる「奇跡」という現象の中には、この事も含まれると思っています。

さて話をもどしますが・・・

竜胆の作品の向こう側に、こんな奴が見えたのです。

あっ!!!

「こりゃイケン」と思った途端に、そいつは飛び出て来ました。

竜や龍ではありません。

真っ赤なドラゴンです!!

実像やホログラム状態より、少し上位の次元で現れたと思われます。

肉眼ではなく松果体で見せられている状況でした。

『嘘やろ』と叫びましたが、あとの祭りです。

真っ赤な巨躯と薄い緑の白目に紫のまなこ・・・

そいつがこちらを睨んでいました。

真っ赤なドラゴンが竜胆の作品から飛び出してきてリビングルームの中の空気感というか密度のよ

うなものが変化しました。

言葉やオノマトペで表現をするのなら『ミシッ…』というような感じです。

「えらいのが出てきたな…」

それが正直な印象でした。

隣の和室に置いてある竜胆の他の作品からも「ピキッ」という音が聞こえて来ます。


「いかんなあ共鳴しとる!!お前もう少し波動を下げろ」

私はそいつを見上げます。


無言のままで10秒ほどが過ぎたでしょうか、赤い巨龍(ドラゴン)が

『お前の主になってやろうか?』という、ありがたい申し出をくださいました。

まあ、呆れたのですが怒る気にもなれず

「必要ない帰れ」

とだけ言うと、ソファーに腰かけました。

すると今度は『我を使役するか?』と聞いてきます。

「断る。お前なんか支えて生活したら生体エネルギーが足りずに一生”眠りオヤジ”になるやんけ」

『それほど貪らんが…』

「俺には今、白虎が一柱、龍が一柱、玄武が一柱、狐の眷属が二柱、大狼二柱が御入居中なん

や!!お前みたいなでかい奴なんて無理。大体やな、ドラゴンってなんやねん。出る場所間違って

ないか?」

『ああ、そうなのか?地上は始めてで…人間はドラゴンが好きだと思ってた。喜ばんのか?』

「まあ、確かに龍はブームや、でもドラゴンはどうかな」

『龍?龍なら良いのだな。龍になって出直そうか?』

「え?おまえ姿かわるの?」

『ああ、かえれる』

「じゃーお前ドラゴンじゃないの?」

『私はわたしだ』

「いい加減…どこから来た?」

『この星の真ん中』

「内核か?」

『そうだ私の世界は高圧高温で、熱核反応の世界だ』

「え?地球そのものか?」

『その概念は人間的で今のところ理解が難しい。ただ我は・・・』

「まあ、どうでもエエわ。お前が鉄とニッケルの化物として…ここに居座る理由にはならんよ。

帰るのが嫌なら誰か他を探せよ」

『我は、生体のエネルギーというものを一度この体という物に入れてみたいのだ』

「はあ?あかんあかん。体って、それはこの次元に結実させたものではないやろ?」

『そうだ。生体のエネルギーや物理的熱量を得るには、この次元の真上まで降りて来なければなら

ない。我は、生体のエネルギーを喰ってみたいのだ』

「あかんな!帰りたくないなら、お前に生体エネルギーをくれる人物が現れるまで、物理的熱量を

貪ったらどうや?」

『わかった…どこだ?』

「イメージを圧縮通信で送るから、そこから人探しをしてみたらどうや」

『おおお!ここは良いかもしれん、ではまたな』

「いや、もう来んでエエわ」なんというか・・・思念の会話なので、ぐったりでした。

さてさて、案外すんなりとこちらの提案を受け入れた”南河内の赤い彗星”どこにいったのか?

実は数キロ先のゴミ焼却場に行って煙突に鎮座したのです。

つづく