高野山 ②

竜胆です。

八十九と二人で高野山に行ってきました。前回の続きです。

高野山霊宝館です。

私たちが今回、すごく楽しみにしていたところです。

金剛峯寺をはじめ、高野山に伝えられている貴重な仏画・仏像などの文化遺産を保護管理し、一般にも公開する目的で開設された施設です。

もちろん撮影できないのでご紹介できませんが贅沢な時間を過ごすことができました。

楽しみにしていた孔雀明王像(快慶作)も拝観することができました〜

感謝、感激です。

八十九によると、8割方の仏像がつながっていたようです。

なので結局ほとんどの仏様に手を合わせて拝観して周りました。(連休明けで空いていて他の方がおられなかったのでよかったです笑)

壇上伽藍へ

お大師さまが高野山をご開創された折、真っ先に整備へ着手した場所です。お大師さまが実際に土を踏みしめ、密教思想に基づく塔・堂の建立に心血を注がれました。その壇上伽藍は、〈胎蔵曼荼羅〉の世界を表しているといわれています。高野山全体を金剛峯寺という寺院と見たとき、その境内地の核にあたる場所で、古来より大師入定の地である奥之院と並んで信仰の中心として大切にされてきました。

中門(ちゅうもん)

持国天
多聞天
増長天
広目天

中門の四天王様。増長天、広目天様の胸中央にそれぞれトンボとセミが!ブローチみたいでかわいらしいですね。

金堂  高野山の総本堂

根本大塔

伽藍中心の塔  中央には胎蔵大日如来、四方に金剛界四仏が。周囲の16本の柱には十六大菩薩が描かれており立体曼荼羅を表されています。大きな仏様がみっちりと配置されています。圧倒されます。

“伽藍”とは梵語(サンスクリット)のサンガ・アーラーマの音訳で、本来僧侶が集い修行をする閑静清浄な所という意味だそうです。

六角経蔵  把手がついており、回すことができるようになっています。この部分は回転するようにできており、一回りすれば一切経を一通り読誦した功徳が得るといわれています。ありがたく回してきました。

三鈷の松  松葉が3本という珍しい松。大師が唐から伽藍建立の地を占うために投げた三鈷が掛かったと伝えられる。

三鈷

伽藍の諸堂  たくさんあって紹介しきれません。

東塔
愛染堂
不動堂
御影堂
孔雀堂
西塔

御社 みやしろ

高野山開創にあたり、819年に大師は結界守護のため、丹生・高野(狩場)両大明神をこの地に勧請されました。

蓮池

明和年間のこと、干ばつが度々起こり、民衆は苦しみました。そこで明和8年(1771年)、瑞相院慈光(ずいそういんじこう)というお方が善女竜王(ぜんにょりゅうおう)像と仏舎利(ぶっしゃり)を寄進し、蓮池の中島に小さな祠を建立しておまつりしたところ、たちまちに霊験が現れたそうです

高野山参りはとても素晴らしくて気持ちよく、ありがたい思いでいっぱいになりました。

さすがに高波動に包まれ続けることでかなり消耗しました。

眷属さま方から『肉を食え!』というアドバイスをもらって、うちに帰ってガッツリ焼き肉とビールをいただきました😆