山野草を愛する素敵なお寺『興福院』

竜胆です。

奈良北、佐保路シリーズです。

奈良に訪れることがあって、時間がちょっとあったのでどこかに行きたいなぁと思い「興福院」が頭に浮かびました。

興福院(こんぶいん)。狭岡神社へ行った時に気になっていたお寺です。

調べてみると、ちょうど今、拝観できることがわかりました。

JR奈良駅から歩いて30分ほどです。

参道らしき道が見えてきました。

わぁ〜いい感じです。

まさに野趣あふれるお寺です。

ワクワクします。

大門

興福院(こんぶいん)

興福院は、創建当初は“菅原伏見の里”、現在の近鉄尼ヶ辻駅のすぐ東にありました。中世以前の寺史については判然としませんが、寺伝には、聖武天皇の御学問所を天平勝宝年間(749~57)に和気清麻呂が賜り、弘文院と称する一族の学校とした跡であるともいわれます。

中世に衰退していた興福院ですが、安土桃山時代の天正年間(1573~92)、大和国郡山城主であった筒井順慶の一族、自慶院栄譽心慶尼によって再興がはじまります。2世智雲院藤譽光秀尼は、かつては順慶の後に郡山城主となった豊臣秀吉公の弟、大納言秀長公の側室であり、夫君没後に光秀尼として尼院を継承しました。そのため秀吉公からは寺領200石の寄進を受け、阿弥陀三尊像を本尊に伽藍を復興します。

寛文5年(1665)、4世教譽清信尼のとき、4代将軍徳川家綱公から山林60間四方と長さ160間、幅4間の参道を寄進され、元禄年間(1688~1704)にかけて、菅原伏見の里から現在の佐保の地に伽藍を移しました。

「近鉄尼ヶ辻駅」、以前からなぜこの名前なんやろう?尼寺ってあるの?って思っていました。この尼寺があったからだったんですね。謎が解けてスッキリしました。

年に数日しかない拝観日に訪ねることができてラッキーでした😄

客殿で受付していただきました。

展示されていた絵やお花がまた素敵で繊細な心遣いを感じました。

本堂

ご本尊は阿弥陀三尊像です。

しおりから

受付時にいただたクリアファイル(重文 江戸掛袱紗)

尼僧さまの優しさがそちこちに見られ、こちらも優しい気持ちになることができました。

まさに心が洗われる癒しのお寺でした。

いいお参りができました。ありがとうございました。

参考までに、拝観は(通常10名以上からの受付)メールでの問い合わせだそうです。

1・2・8・12月は拝観できません。

ぜひ特別拝観期間にどうぞ。