コーヒーと個包装のチョコをどうぞと声をかけたら
いつかの河童のこまったちゃんが登場。
テーブルの上のチョコを見ながら
『前の箱入りのチョコが良かったなぁ。。』と言います。
八十九からそれを聞いて
「何よ!『同じチョコかよ〜』って文句言ってたやん!」と思わず指摘しました。
そうしたら
『申し訳ございません〜💦』と謝りながら消えていきました。
きっとまた長老さまに怒られるんやろうなぁと思っていたら
その後のご飯の時に
『あの者は長老さまの前でずっと正座しております』とのこと。
「いや、もうええん違う?許してやってよ」と八十九が言うと
『長老さまにお伝えしておきます。。。』とのことでした。
その後、声をかけて登場された精霊さま方がおっしゃるには
『あの者はなぁ、人間の世界で言ったら“寅さん”みたいなもんやねん。なんか憎まれへんのよ。ワシらの方からも、とりなしてやろうと思うけどどやろか?』
「はい。是非、そうしてあげてください」
という会話になりました。
河童界の“フーテンの寅さん” なんか、笑えますよね。
それからは彼は私たちの中ではすっかり
『寅ちゃん』という名前になりました。
『そうか“寅ちゃん”な。まぁ、トラブルの“トラちゃん”やけどな 笑』
と精霊さまがうまいこと言って笑っておられました。
働きバチの中にも一定の割合で“働かない”ハチが存在するのだという話を聞いたことがあります。
表面的には働いてないのかもしれませんがきっと何かしら役割というか意味があって大事な存在なんだと思います。
トラちゃんのこと、もう少し知りたいなと思いました。