高津宮は大阪市歌にも登場
10月のある日、お嬢と二人で大阪市中央区にあります、
『高津宮 こうづぐう』にお詣りしました。
大阪市歌にも登場する、昔から大阪市民に親しまれているお宮さんです。
私は以前にこの近くで勤務していたことがありましたが、ちゃんとお詣りさせてもらうのは初めてです。
神輿蔵には龍神さまが
歩いてきた流れでメインの鳥居からではなく、本殿西側から階段を上がってお詣りさせていただきました。
上がってすぐに小さな蔵のような建物があります。
『本宮 神輿蔵』と書いてあります。
お嬢が「あ、龍神さまやね!今、頭をあげてこっちを見はったわ」と言います。
この天井の丸いところに龍神様がおられます。そこからグッと乗り出してこちらを見ておられるようです。
『お、久しぶりに“見える人間”が来たな〜』とおっしゃっています。
神輿蔵にはいろんな説明文や写真がぶら下げてあります。それを眺めていると、
『大戦の空襲でな、ここらは皆んな焼け落ちてしもたんや。あたり一面焼け野原やったんやで。そんな中でこの建物を残すのはめちゃめちゃ大変やった。戦後の人々の「希望」、「奇跡を信じる心」のためにがんばったんや』
と龍神さまが説明してくださいました。
写真を見ると、本当にあたり一面避け野原の中、ポツンと奇跡的に残っています!
奇跡というのはこういうことを指すのですね。
「ほんまに!残ってますね!すごいですね。ひどいことになってたんですね。」
2700機近くのB29がやって来たという説明文を見て、お嬢と二人で青ざめました。
文字通り、逃げ場なんてなかったでしょう。
二人で当時の状況に思いを馳せていると…
「あ。龍神さまが『何か、叶えてほしいこと、一つずつ言っていき』って言ってはるよ。
そんな大した願いとかじゃなく。。」とお嬢。
「“大した願いじゃなく”って、いや、それは失礼やろ」とつっこむ私
『そや、お前が言うな!』と龍神さま。お決まりの関西人のノリです。
「いや、私は、あんまり厚かましいこと思ったらあかんと思って。。笑」
ということでそれぞれ、手を合わせてお願いをさせていただきました
帰りに、龍神さまから
『眷属の龍を二柱預けるから育ててやってくれ。たくさん参拝者がいる神社やからな、エネルギーは神社の方で賄えるから、お前たちにそういう意味での負担はかけへん』
とのことで、二柱の龍をお嬢と私でお預かりすることになりました。
龍を預けたあとの龍神さま、ない肩を下げてホッとしておられる様子に見えたそうです
次に本殿の方へ向かいました。長くなるので続きます。