漢國神社

竜胆です。

6月のある日、奈良市にある漢國かんごう神社へ。

近鉄奈良駅からすぐ近く(50m)にあります。

始めてお詣りさせていただきました。

鳥居の前に石塔が。。

まんじゅう??

とにかく、お詣りさせていただきましょう。

推古天皇の元年(593)、
勅命により大神君白堤(おおみわのきみしらつつみ)が
大物主命(おおものぬしのみこと)を、その後、養老元年(717)には藤原不比等公が
大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)を合祀。
古くは春日率川坂岡社(かすがいさがわさかおかしゃ)と称す。

主祭神は大物主命、大己貴命、少彦名命とあります。

そして、こちらが

饅頭の神社

林神社 りんじんじゃ

林浄因命(りんじょういんのみこと)
林神社は我が国で唯一の饅頭(まんじゅう)の社。林浄因命は中国淅江省の人で、詩人・林和靖(りんなせい)の末裔。
貞和5(1349)年に来朝し漢國神社の社頭に住まれ、わが国最初の饅頭(まんじゅう)をお作りになり好評を博しました。
その後、足利将軍家を経てついには宮中に献上するに至りました。

お社の両脇におまんじゅう!

毎年4月19日には菓祖神(かそじん)・林浄因命(りんじょういんのみこと)の偉業を讃えるとともに、菓業界の繁栄を祈願する「饅頭まつり」が執り行なわれ、全国からたくさんの饅頭が献上される。

とのことです。

「饅頭祭り」💕行ってみたいなぁ☺️

狛犬さん、明るい笑顔です。

何というか、私にとっては、“懐かしい雰囲気”がする神社でした。

近鉄奈良駅の近くのビルに囲まれたようなところにあるんですが、まさに癒しの空間でした。

おじいちゃんの家に遊びに来たような、そんな気がしました。

ちなみに、公式サイト引用文にある藤原不比等ですが、以前に読んだ『日本語通 (新潮新書)』という本に、

古代の日本語は 「は行」は全て「ぱ行」で発音し 「た行」はチとツがない 「タ、ティ、トゥ、ンテェ、ントォ」 で発音されていたとありました。

なので、「藤原不比等」は「プティバラプティトゥ」という発音だったそうです。

なんか、不思議というか。。楽しいですよね。可愛らしくもある。。

この本を読んでから「藤原不比等」の名を見たり聞いたりするたびに必ず「プティバラプティトゥ」と口にしています。変なおばちゃんです。クセになっています笑