竜胆です。
2月も終わる頃、信貴山朝護孫子寺、空鉢護法堂へお参りに行ってきました。
空鉢護法堂にご縁をいただいてから37年ほどになります。
あらぁ、もうそんなになるんや!とびっくりしています。
30数年前は空鉢さんへ登る道は赤い鳥居がもっとたくさん連なっていて、そこに鬱蒼とした木々が生えていて暗かったように思います。
山の木々も整えられ、陽が当たるようになり、美しく整備されてきていますが相変わらず、ハーハー、ゼイゼイと登りはキツいです。
その当時に教わった通りの手順で今でもお参りしています。


まずは“かやの木稲荷”さんでご挨拶。


ところどころで手を合わせつつ上がっていきます。

この黄色い矢印の方向を見ると‥(この部分が分かりにくいというご指摘をいただきましたので)

矢印のところにある石塔の仏様に山に登らせていただくご挨拶をします。


役行者さま(オモテ側)とお不動さま(ウラ側)です。
一旦、元の道に戻って本堂方向へ向かい、手水舎でお水をポットに入れます。

空鉢さんにはお水がないのでお供えとしてポットに水を入れて横の石段を登ります。
結構、急な登りが続くので杖を借りようと思われる方はポットを持つのはやめておいた方がいいかもしれません。


頂上の空鉢護法堂に到着

空鉢堂に着いたら売店でお酒と卵のお供えを分けていただきお供えします。お水のポットはお堂の前の棚に置きます。(これは下りるときに横の青いペールに水を入れ、空のポットを持って下ります)
この日は霞んでいましたがいつもは奈良や大阪のまちが見えます。


順におのおのの祠に手を合わせていくのですがお詣りさせていただき、ありがたい気持ちでいっぱいになりました。
久しぶりにお山に登らせていただいたんですが、やっぱりめっちゃ気持ちよかったです。
帰ってからあとで眷属さま方から
『みんな歓迎してくれて喜んでたで』とお聞きしてまたまたうれしくなりました。




そのあとは本堂で毘沙門天さまに献酒をさせていただき、お礼を申し上げ、お札を授かりました。
大好きな剣鎧護法堂へもお詣りました。