八十九です
さてさて、現在の地球人類の次元上昇は成功するのか・・・しないのか?
20年前なら「アホか?」「大丈夫?」「何かにかぶれた?」などと言われたでしょうね。しかし10年前ほど前から状況は変化してきました。
それはどのような変化でしょうか?
まずスピリチュアルの分野に今までと違う切り口や光が当てられました。物理・数学などの自然科学分野によるアプローチが盛んになったことだと思います。
次に宗教、特に仏教の分野においても物理・数学などの自然科学分野が猛アプローチしているということでしょう。そして、その先駆けとしてアインシュタインは仏教を「宇宙的宗教」と呼んでいました。
そして彼のE=MC² が、「色即是空」「空即是色」と概念的に結びついているとする学者(物理・数学・哲学)が増えているのも事実です。
E =「空」、エネルギー、「形なきモノ」
MC²=「色」、質量、「形あるモノ」
形ある物が、形ない物へと凝縮(光の速さの二乗で)されると、見えないエネルギーとなった途端に莫大な力を発するとこの公式は言っています。
ですから、この公式は仏教の因縁果において
E =「空」 空とは『 因・縁・果(ワンセット)』で出来ているという道理で、そしてこのアインシュタインの考え(大きな物理)に肉付けを行ったのが量子物理学です。
物質とエネルギーの関係性に「意識」(観測)を繋げ、二重スリット実験のようにスリットを通過する粒子を「観測する・観測しない」という意識(観測機器)を向けることによって「波・粒子」という二つの状態の存在が確認できることを証明しました。これはアインシュタインの大きな物理世界では考えられない状態で、実際に物質が振る舞いを変えるという魔法のような現象が、量子物理という小さな物理世界では当たり前のように起こっているのです。
大袈裟に言えば魔法少女がカエルを河童に変身させるようなものです。
しかしながら、この大きな物理世界での物質の振る舞いと、小さな物理世界の物質の振る舞いはリアルに我々の実世界で同時進行して成立しているのですから驚きですよね。
E =「形なきもの」 = 意識(観測)を向けていない状態
MC²=「形あるモノ」 = 意識(観測)を向けている状態、このような関係性を想像することが許されます。
それはすなわち有為「つくられたもの」、無為「つくられないもの」という仏教感に直結するような気がしていますし、2000年近い昔から大乗仏教を練り上げた僧たちは、有為(現世:物質)無為(涅槃:エネルギー)という関係性を理解していたのでしょうね。
さてさてそこでです。
現在の地球人類の次元上昇は成功するするのか・・・しないのか?という問いに戻りましょう。
もし我々人類が総出で意識(引き寄せのようなものかも・・・)を向けたら、ひょっとして世界は次元上昇を認識するのかもしれませんね。